自分ごきげんデザイン
ひろこです。
感情、それは、目にも見えず、触る事も出来ない。
特に、怒りや恥ずかしさと言った、
あまり人前では、感じたくない感情を、とっさに打ち消すのって
むつかしいですよね。
例えば、集団で何かをしなくてはいけなくなった場合など、
あるべく、穏やかで冷静でいたいと思いませんか?
以前、楽生きセラピーをさせて頂いた方で、
Nさんという、小学生のお子さんを持つ、お母さんがいました。
Nさんは、子供の学校で、くじ引きでPTAの係になり、
今まであまりお付き合いのなかったお母さん達と
一緒に、一年間、あらゆる行事のお手伝いを
しなければ、いけなくなったそうです。
初めは周りの皆も、当たり障りのない対応をしていたそうなのですが、
慣れてくると、それぞれ、自己主張するようになり、
行事の準備の為に、集まらなくてはいけない日にも、
「わたしは、仕事を掛け持ちしているから。」
「わたしは、介護しなければいけなくて。」
などと理由をつけ、欠席する人が増えたそうです。
Nさんは、専業主婦で、未就園児もいなかったため、
毎回出席をし、まじめに行事の準備をしていたそうです。
ですが、Nさんのお子さんは一人で、ご主人も出張が多く、
働くお母さんたちの為に、集まるのは夜の為、
子供さんは、夕食を一人で食べる事も多かったそうです。
「子供の為の行事なのに、子供に寂しい思いを
させるのって、おかしくないですか?」
はい、わたしも、そう思います。
こういった事は、Nさんに限らず、どの地域でも、
いつの時代にもあった問題でしょう。
そして、集団になると、
きちんと役割を果たす人と、そうでない人に分かれる
という理不尽なケースもよく見受けられます。
そんな日々が続いて、Nさんも、お子さんがかわいそうになり、
又、同じ係なのに、何かと理由をつけ、行事に参加しない人達に
対して、ものすごい怒りが出てきたとの事でした。
「怒り」という感情は、Nさんを守るために沸き起こるもの。
なぜなら、何かトラブルがあった際、人は、戦うか、逃げるかの
どちらかを選択し、身を守るからです。
この場合、怒りという感情をもって、Nさんは、
自分を理不尽な環境から、救おうをしたと、
考えられます。
ただ、その「怒り」をただ、相手にぶつけても、
その状況は良くなるとは思えませんね。
「ひろこさん、じゃあ、怒りを感じた時はどうしたらいいですか?」
「そもそも、怒りを感じている時に、冷静になるって
むつかしいと思うんですが。」
はい、そうですね、通常、怒りという感情を、
意思だけで、おさえようとしても、無理があると
わたしも思います。
そこで、自分で自分の感情を手放す技術が必要になります。
「そんな事って、できるんですか?」
はい、出来ます。
最初に、感情は、見えない、触れないものだと
お話ししましたが、実は、ある感覚を使うことで、
感情は触る事ができるのです。
そして、自分の「手」で感情を触り、手放す事が出来ます。
原理としては、ヘッドホンに使われている、
「ノイズキャンセリング」の手法を使います。
ある練習方法で、感情を手で触る技術を取得し、
ある言葉を使い、感情の波を打ち消す事で、
辛い感情を、自分で手放す事ができるのです。
その技術を集めたセラピーが
「楽生きセラピー」です。
本来、セラピスト養成講座でお話しする、
感情を手放す手法に関する、
「このセラピーを身に着ける為の原理、どうしてそれが出来るのか。」
といった事を、
「楽生きセラピー体験会」で、出来る範囲で、お伝えします。
「ところで、Nさんはそれからどうなったのですか?」
はい、Nさんは、楽生きセラピーにて、怒りという強い感情を
手放し、又、その奥にある、
「ねばならない。」
「してはいけない。」
といった、信念、思い込みにも気が付き、
それ以降、あまり衝動的な怒りに、振り回される事は
無くなったとの事でした。
とはいえ、怒りをまったく感じないわけではなく、
怒りを感じたなら、その事を、冷静に
相手に伝える事で、少しずつ、周りの人たちも、
自分達が、出来る範囲で参加するようになって、
一年間無事、係の仕事を終えたとの事でした。
そして、今はその中で協力しあった人達と、
仲良くなり、時々、ランチやショッピングを
一緒に楽しんでいるとの事です。
あなたも、是非、この楽生きセラピーを一度
体験してみてはいかがですか?
感情に振り回されるのではなく、
自分で自分の感情を味方につけ、
楽に生きるための、技術を身につければ、
今後どんな出来事が起きても、
平気で、穏やかな、あなたでいられます。
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